
タイトル:ガーネット・クレイドル
ブランド:SPICA
ジャンル:恋する乙女活劇 ADV
年齢区分:全年齢
対応機種:Win98SE/Me/2000/XP/Vista
メディア:DVD-ROM1枚/CD-ROM1枚
ボイス:フルボイス(主人公を除く)
■ストーリー:
この春、2年生に進級する『御符汰学園(みふたがくえん)』1年生の天橋美紅は友人たちと学園祭恒例の演劇の準備に大わらわしていた。
そんな美紅の前に、『扉』が開かれ『誘いの黒猫』が現われる。
それらを夢だと思っていた美紅だったが、毎夜見るそれは夢というにはリアル過ぎるものだった。
そして訪れた夢世界『ミフターフ』。
『御符汰学園』によく似た作りをしたそこで、美紅は5人の王子候補の中から王を選びだす使命を担った姫巫女にされてしまう。
だがそれは、現実世界に存在する人物そっくりな『王子』たちの一人と『恋』をすることを意味していた。
『これは、恋を知らなかった少女が誰よりも激しい恋に目覚めるまでの美しいおとぎ話』
■キャスト:
サーリヤ CV:立花慎之介
白土 楓 CV:寺島拓篤
勅使川原 透矢 CV:近藤隆
西連寺 理人 CV:柿原徹也
櫻沢 輝一郎 CV:平川大輔
【システム】・スキップ機能(既読判別あり)
・オートモード機能
・セーブ保存:100箇所
・クイックセーブ・ロード可
・バックログ機能あり
・CG鑑賞あり
・BGM鑑賞あり
・全シーン回想鑑賞可
・画面上部カーソルでサブメニュー
使い勝手はほぼ姉ブラと一緒。
↑以外にも「マウスカーソル追尾ON/OFF」「セーブ・ロードの確認ON/OFF」「選択肢後もスキップ継続ON/OFF」「音声再生終了を待つ」などなど、細かい設定が揃っていて新設設計。
画面上部カーソルで出るサブメニューもそのままで、システムはCORE同様ピカイチです。
クロニクルシステムも顕在で、チャートが図式になって全シーン回想ができるのでセーブを取っておかなくてもすぐに好きなシーンが見れるという。これは本当にいつも助かっています。
一つ言うなら、姉ブラ同様マスター音が大きいような…?
マスター音を下げて使っていたのですが、機動後にコンフィグを毎回開かないとその設定された音量にならないのが若干面倒でした。
【グラフィック】イベントCG数:167枚(差分含め305枚)
めっちゃ綺麗です!
そして改めて数えて、さすがの枚数だって気付かされました。
風景的なものや物のスチルも多いものの、一つのキャラルートにおおよそ19〜21枚程度の専用イベントCGがありました。…サーリヤだけはもっと多くて特別感を感じてしまうのですがww
原画家さんもゲーム原画をするのが初めてな方のようですが、立ち絵・イベントCGともすごく安定しています。崩れは全くないと思っていいほどだと思います。
乙女らしく攻略対象キャラ君たちは、キラキラ綺麗系王子さま揃いですし!
スチルは私が今までやった乙女ゲームに比べると主人公率が高い気がしますが、主人公を含めた女の子がみんな可愛い子ばかりなので、個人的にはそれがプラス効果になりました。
通販サイトなどで公開されている情報出始めの時の絵より、全然上手くなっているようにも感じられてすごく私好みになってくれたのがまた嬉しかったです。
あとはやっぱり塗り、綺麗すぎます。とにかく美麗です。
兄ブラ・姉ブラというバックが大きいだけあって、スタッフさんが有名ベテランさん揃いなのでさすが、としか言えません。
個人的に一番好きなスチルはサーリヤ非恋EDの最後の一枚、
サーリヤと美紅ちゃんのキスシーンです。
泣きまくりながら見た思い出深いスチルなのですが、アップスチルなのにこの異常な綺麗さ…
涙を浮かべながらもムリに笑うサーリヤの切なげな表情が本当にたまらないです…!
【音・声】馴染みの薄い声優さんもいた作品でしたが、どのキャラともあっていてよかったです。
一番のハマり役は理人さま、かな。
キラキラででも臆病な王子さま役がこんなに合うとは、始めは全く想像していませんでした。
サーリヤも私の知っている中の人とは全く違う、クール系王子さまを見せてくれて新しい発見でしたv
フルボイスで主人公以外はボイスがついているのですが…最後には主人公ちゃんにもボイスが欲しいな、と思わせられました。それだけ、主人公ちゃんが可愛かったのでww
BGM・SEも学園世界とミフターフ世界の違いを演出させてくれたり…。
あと個人的に姉ブラの時から、ここの音楽スタッフさんの作るピアノ独奏曲がすごい好きなのですね。
聞くだけで胸を締め付けられるような切ない雰囲気などを作ってくれたり…そんな曲が今作でも使われていて、切ないシーンや甘いシーンなどですごくいい味を出してくれていました。
【シナリオ】ED数:7
恋を知らない女の子が、劇の主役の姫を演じるために、ミフターフでは王となる一人の王子を選ぶために、そのために恋をしなくてはいけなくなる、という、本当に『恋』そのものがメインな今作。
誰かを想いその一人の王子様を救い出したいと切に願い、添い遂げるまでの主人公活劇です。
そんなメインな恋愛過程や描写が、すごく丁寧に描かれているのが特徴的でした。
これはベテランライターさんだからこそ、私も自信を持って言えます(笑)
爽やかで時に初さの残る淡く可愛い恋愛を、時には切なすぎる甘酸っぱい恋愛を…とコチラも同調させられちゃうくらい細やかなシナリオはのめり込んじゃったくらいです。
でもガーネット・クレイドルの良さは乙女ゲームならではな部分もありつつ、私が知っている他の乙女ゲームとは違うと感じさせてくれる部分です。
大きいのはやっぱり主人公の存在です。
個人的に乙女ゲームをやっていると、「何で男性がこの主人公を好きになったのか理解できない」「そういう描写がない」というのを感じてしまうことがあるBLゲーマーな私なのですね。
なのですが、本作の主人公は「この子なら惚れるのも納得!」ってくらい主人公の存在が一人のキャラクターと確率されていて、プレイしていた私自身が惹かれちゃうくらいの可愛い子なんです。
主人公とユーザーを重ねさせるような乙女ゲームとは違い、「主人公」というキャラの女の子と攻略対象キャラの男の子とのラブストーリーを覗き見せてもらっているかのような感覚に近かったです。
もちろん、攻略対象キャラの男の子5人も様々で魅力的でした。
そんな普通の高校生であり王子様である彼らですが、みんな一様に抱えるものを持っていて…それが試練となり主人公と乗り越えていく姿がストーリー後半の見せ場だと思っています。
ただ残念だな、と感じさせられたのは↑で書いたとおり恋愛過程は丁寧なのに、その恋の始まり方が1章最後の選択肢のせいで若干突拍子もなく感じさせられたこと。
それと、各ルート共通すぎるラストバトル〜EDまでの金太郎展開。
いい加減、しつこいよwwって攻略4人目くらいからうんざりしました(笑)
あとは個人的な好みもあるのですが…このゲーム、基本サーリヤ以外のキャラにはGOODED1つしか用意されていないんです。BADED好きな私としては残念に感じちゃいました。
とりあえず…展開も結末も萌えまくりましたさ☆
【攻略】・
攻略メモ【各ルート+ED感想】・
西園寺理人感想・
勅使河原透矢感想・
白土楓感想・
サーリヤ感想